最高裁判事就任前は、弁護士として、当事務所において、一般企業法務分野と租税法分野の案件に携わり、特に租税法分野では、プラニングから税務訴訟に至るまで様々なステージで多数の案件を手がけた。東京大学法科大学院、京都大学法科大学院などで租税法科目の教育研究に携わったほか、2011年から2013年まで(新)司法試験委員をつとめた。最高裁においては第三小法廷の裁判官として民事、行政、刑事のさまざまな事件に関与した。
著書として、東京大学の増井良啓教授との共著『国際租税法第4版』(2019年東京大学出版会)がある。
Education/Professional Experience
学歴/職歴
- 1976
- 東京大学法学部卒業
- 1979 - 1983
- 長島・大野法律事務所(現 長島・大野・常松法律事務所)
- 1984
- Harvard Law School卒業(LL.M.)
- 1984 - 1986
- 世界銀行法務部(Washington, D.C.)カウンセル
- 1986 - 2017
- 長島・大野法律事務所(現 長島・大野・常松法律事務所)(1988年から2016年までパートナー。2017年にTPG代表・シニア・カウンセルに就任)
- 2004 - 2007
- 東京大学法科大学院客員教授
- 2008 - 2010
- 京都大学法科大学院講師(2009年3月まで)・京都大学客員教授(2010年3月まで)
- 2018 - 2021
- 最高裁判所判事
- 2021 -
- 長島・大野・常松法律事務所顧問
- 2022 -
- Singapore International Commercial Court (SICC) International Judge