(1) 外国公務員贈賄防止指針(経済産業省)
本指針では、過去の国内外の処罰事例において現場の従業員が賄賂は会社のためになるとして正当化することがあり、経営トップのみがそのような誤った認識を断ち切ることができること等を踏まえ、外国公務員贈賄防止に係るコンプライアンス体制の中核として、経営トップによる贈賄禁止の宣言と継続的なメッセージ発信を挙げています。具体的には、経営トップが、「利益獲得のために不正な手段を取ることなく、迷わず法令遵守を貫くことが中長期的な企業の利益にもつながること」等を全ての役職員に対して明確に、繰り返し様々な手段で示すことが効果的であるとされるほか、経営トップは贈賄防止体制の整備・運用のために十分な人的・財政的リソースを配分し、自ら研修や社内イベントに参加するなど、具体的行動でのコミットメントを示すことが望ましいとされています。